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20代、30代のシングル女性。仕事一辺倒の人生はイヤと思っていて、無理のない範囲で自己実現欲求を満たしたい。そんな人が「家を開き」趣味やスキルを活かした活動をスタートさせるケースが多いようです。
性格はマイペース。好きなことにはとことん熱中
普段は都内の中堅企業で事務系の仕事をしているA子さん。「のんびり気楽に生きたい」「自分が楽しんで暮らせる人生を送りたい」がモットーで、マイペースな生き方を志向。ネイルは就職後に趣味として始めたものですが、いつしか働きながらスクールに通って資格を取得してしまうほど熱中。そのうち、練習台になってもらった友人からお願いされるようになったことで、徐々に「自分の特技を活かして収入を得たい」という気持ちが芽生え、自宅でネイルサロンをスタートさせました。
生活感を抑えつつ、友人宅のような気軽さも大事に
ネイルサロンの施術スペースは、もともと客間として使用していた場所。今ではほとんど使わなくなったその部屋を親の許可を得て改装。築20年で壁紙にはシミや剥がれも見られましたが、お客さんを迎える空間にするにあたり自分で白いペンキで塗り替えました。ネイルサロンとして実家の生活感を極力抑えつつも、友人の家に遊びにきた感覚でリラックスして過ごしてほしい。そんな空間づくりを心がけています。
友人相手にのんびり「商売」。月5万円くらいの副収入
実家暮らしで生活費に困っているわけではないため、ガツガツ稼ぐ必要はないと考えているA子さん。あまり社交的な性格でないこともあり、"お客さん"は今のところ友人か友人の紹介があった場合のみに限定していますが、それなりに顧客もつき売上は月4万円~5万円程度。副業としては悪くない収入を得ています。なお、月々のランニングコストはネイルパーツなどの消耗品代が主で、実家のため家賃もかかりません。「最低でもマイナスにならないこと」を心がけ、堅実な規模で計画的に運営しています。
でも、将来は独立開業したい気持ちも……
しばらくは無理のない範囲で続けていきたいと考えているA子さんですが、一方で、できればネイリストとして自分の店を構え、独立開業したいという願望も抱いているようです。そのため、施術回数を増やして少しずつ資金を貯めると同時に、友人関係の外にも客層の幅を広げ、経験を積んでいきたいと思っています。
情報掲載日/2014年10月29日
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